昨年末に到着したワイン。

ここでは、ロマネ・サンヴィヴァンの区画と所有者を中心に書きます。



久し振りにロマネ・コンティ社(以下はロマネ・コンティ社をDRCと書き、畑をロマネ・コンティと書きます)のワインを買おうとしたら、インポーターの手違いで販売店に入らず諦めていました。
(ある販売店には次のヴィンテージは必ず入荷するとか!)

そこで、飲み頃でブルゴーニュ・コート・ド・ニュイのグラン・クリュ、出来ればヴォーヌ・ロマネ村の出物は出ないか?と勝手に淡い期待をしていたら、その販売店から限定12本でドメーヌ・ルイ・ラトゥールのロマネ・サンヴィヴァン ル・カトル・ジュルノー2000が販売されました。

記憶の範囲で飲んだことのあるロマネ・サンヴィヴァンはDRC、モワラール、ルイ・ジャド(これが曖昧でリシュブールかも)の3本をボトルで飲んでいます。

DRCのロマネ・サンヴィヴァン1994は以前のブログにも書きましたが、一般的にロマネ・サンヴィヴァン=繊細の極みと表現されますがとんでもない!
確かにDRCのラターシュよりは繊細ですが猛々と香りを出し、かつ複雑で飲み手を魅了しオフヴィンテージを跳ね返す作り手の魂がありました。

モワラールはまずまずの出来でルイ・ジャドは今から17年位前の曖昧な記憶では、ロマネ・サンヴィヴァンと言うより偉大なルイ・ジャドのワインと言う記憶が残っています。


では、元々ロマネ・サンヴィヴァンはどのような所有形体だったのか?
西暦1000年頃のシトー派修道士がサンヴィヴァン修道院を建て…なんてのは入りませんね(笑)
フランス革命以降に以下のように分割されました。
北から、ノエラ、マーレイ・モンジュ、ルイ・ラトゥール、モワラール。
後にノエラはルロワ、コンフェロンに分割売却され3区画に分割されました。
マーレイ・モンジュは1980年代後半DRC所有になりました。
元々マーレイ・モンジュの区画は長くDRCが長期に借りていましたが政府の法改正で相続税変更により代が変わると資産の40%を現金で払わなければならなくなりマーレイ・モンジュ家はDRCに1000万ドルとも言われる金額で売却されます。
DRCはその資金捻出の為に所有していたヴォーヌ・ロマネ村のプルミエ・クリュの一部をDRCの共同経営者アンリ・フレデリック・ロック(ドメーヌ・プリューレ・ロック)に売却し、グラン・エシェゾーとエシェゾーの全区画を保険会社に売却して資金を調達しました。
ちなみに、DRCのグラン・エシェゾーとエシェゾーは全区画の管理と販売は継続してDRCが管理できる契約になっています。

DRCが所有するロマネ・サンヴィヴァンは記憶の範囲では南側はルイ・ラトゥールに隣接する小区画でピノ・ノワールの植え替え作業が数年前にされました。
DRCで話が長くなってしまった(笑)


ルイ・ラトゥールの区画はル・カトル・ジュルノーと言う元は1.6ヘクタール近くありロマネ・コンティの畑に隣接(西側がロマネ・コンティ)する。
北側はDRCが所有するロマネ・サンヴィヴァンに隣接する。

ルイ・ラトゥールの当時の当主の奥様はポワゾ家で、代替わりの相続時にル・カトル・ジュルノーの下側半分が売却された。
その後、ポワゾは相続された半分の上部をラルロに売却。
近年ポワゾはドメーヌとしてワインの生産を開始しているが、以前はジョセフ・ドルーアンに葡萄を販売していた。
こうして、ルイ・ラトゥールが所有していたル・カトル・ジュルノーは3区画に分割されています。


モワラールは近年まで偉大なグラン・クリュやヴォーヌ・ロマネ村のプルミエ・クリュ、ヴォーヌ・ロマネ・マルコンソールを持っていたが、売却している。
モワラールの区画は北からデュジャック、カティアール、アルヌーに売却された。


よって、ここに出てこない生産者のロマネ・サンヴィヴァンはここに書いてある生産者から買い付けたネゴシアン物になる。

また、相続税変更により相続税が払えず売却や廃業したドメーヌが沢山ある。
今日代替わりしても残っているのはドメーヌ(家族経営)でありながらドメーヌを法人組織に変える事により資産の40%もの個人相続税を払わなくて良いようにしている。

ロマネ・サンヴィヴァンの区画は赤ワインを作るグラン・クリュのモノポールを除けば、現在でも10のドメーヌが所有するからグラン・クリュであまり分割されていない区画と言えるかもしれない。


そして、今回購入したルイ・ラトゥールのロマネ・サンヴィヴァンはテロワールからしてもロマネ・コンティの畑に隣接しDRCが所有するロマネ・サンヴィヴァンにも隣接する絶好の区画だ。
あとは、ルイ・ラトゥールの赤ワインは加熱殺菌処理が行われるなど大手ならではの安定した酒質を飲んでどう思うか?
その時判断したい。
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# by nationalwinedemo | 2016-01-04 04:17

昨日は新春の初休みを頂きました。
年末からの疲れを取るべく休養に当てました。
目当てのランチ(ラーメン屋さん)は激混みで入店を断念・・・
富士山が自宅近くから見えましたが、雪の量がとても少ないのがわかります。
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そして、スキー場もとても雪が少なく、私が行くスキー場エリアは深刻な雪不足に見舞われています。

少し前になりますが、自宅のワインを今一度何があるのか?
確認しました。
カーヴ・ド・バイイ・ブリュット・シャルヴィは12本程度ありました。

為替の関係か?以前より値上げされてしまい、普段飲みには予算オーバーになっています。

クレマン・ド・ブルゴーニュの格落ちになりますが、これも瓶内2次発酵によるものでバランスのとれた味わい。
これは、おそらく旧ロット。


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# by nationalwinedemo | 2016-01-03 04:47

年末からの業務も一段落しました(^_^)
数日後に控えているスキー準備をしないと…

ルイ・ジャドのサヴィニー・レ・ボーヌのワインを購入するのはいつ振りだろうか?

一昨年の試飲会で同じサヴィニー・レ・ボーヌのワインではなかったが相変わらず安定したワインだった。



サヴィニー・レ・ボーヌのワインに共通するのはエレガントな中に芯のあるタイプで若いうちから楽しめるが、熟成させてからも十分楽しめる酒質を持っている。

今回のワインは蔵出し古酒になるので、並行輸入です。

そこで、H先生なら『あのインターネット販売店か?』
と思うかもしれません(笑)

今回購入したのは、3年前に実店舗に行った『あのお店』です。


飲んだらまた紹介します。

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# by nationalwinedemo | 2016-01-02 05:48

新年あけましておめでとうございます。
本年よりこのブログを更新していきます。
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ジュニアール・マルセルはヴァンサン・ジュニアールの父になる。

現在は、息子にドメーヌを継承している為に、入手出来るのはオールド・ヴィンテージ。

この親子の作り出されるワインの方向性も近い。
それは『多くの方に飲んでもらえるよう価格設定を抑えている』点だろう。

今回入手したジュニアール・マルセルのモレ・サンドニ 1er ジュヌヴリは¥5000程度。
ヴァンサン・ジュニアールの最新ヴィンテージで¥4000ちょっと。
他の生産者が1er(プルミエ・クリュ)で¥12000の価格設定だからいかに良心的かお分かり頂けるだろう。

後、大切なのはワインの中身。

既に2001を飲んでいるが、安定した出来栄えだった。
これは飲んだらまた紹介します。
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今朝の最寄り駅から、間もなく日が昇るとき。
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こちらは、河口湖からの富士山
(fujigoko-tvより引用)
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# by nationalwinedemo | 2016-01-01 04:30

明日より、このブログを更新していきます!
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# by nationalwinedemo | 2015-12-31 04:22