2016年 05月 20日
ワインの飲み方
それは、ワインに適したグラスの形から来るものではなく、ワインの銘柄と飲んでいる人の顔から見てとれます。
例えば、繊細なワインのピノ・ノワール種は他の赤ワイン以上にグラスを上手く回すことによって香りが一層出ますから適度に回したグラスだとワインの色合いが変わります。
これだけでも『綺麗に飲んでるな!』と言うのがわかります。
また、熟成した白ワインをゴクンと一気に飲んだ人を見ると、きっとエグミを感じているな!と言うのが表情に現れています。
私自身も最初から、上手にワインを飲めたわけではありませんから、別に上手にワインを開かせなくても本人が楽しめれば良いのです。
しかし、一度グラスで良い状態になったワインに感銘を受けたら、そのテクニックを身に付けたくなるでしょう。
また、白ワインの古酒のように独特の酸味と渋味があるものは口の中で空気と混ぜて飲むと全く違う味わいになります。
もし、へぇ〜って思う方は試してみて下さい。
但し、業界人と思っている人達がやる、テイスティング等でやる口の中で空気と混ぜて飲むときにくれぐれも音をたててジュルジュル、チューチューしてはいけません(笑)
音をたてずにスマートにやりましょう。
しかし、周りでワインを飲んでいる方をどのように観察するかは私が決める範疇ではありませんが、相手に『見られている』と思われるような仕草は頂けませんね。
嗜好性の高いワインですから、どう飲もうと人の勝手なんで、そこは自身の心の中に止めておきましょう。