2016年 06月 10日
ドメーヌ クロ・フランタン ヴォーヌ・ロマネ マルコンソール2012が到着。
と思いましたが、現在のブルゴーニュ価格高騰と入手困難のダブルパンチからリシュブールを私が手に入れることはしばらく(永遠に?)無さそうです(涙)
そこで、リシュブールなどのヴォーヌ・ロマネ村でグラン・クリュの要素を持ち合わせたワインは何か無いかと探していると…
リシュブールではありませんが、ラ・ターシュに隣接するマルコンソールの一級畑に目をつけました。
しかし、先にも述べたように価格高騰からほとんどの生産者はマルコンソールでも3万円近い価格で販売されています。
そこで、以前(15年は経つか?)飲んでマルコンソールのみ?好印象だった記憶のクロ・フランタン(アルベール・ビショー)を探しました。
ちなみに、クロ・フランタンのマルコンソールは1992を何度も飲んでいます。
(H先生とはスキーシーズン以前利用していたホテルで一緒に飲んでますよ)
たまたまですが価格は他の生産者の半分以下で買うことが出来ました。
飲むのは少し先になると思いますが、昨年アルベール・ビショー全体の試飲会で他のワインを最新ヴィンテージで試飲した感じからすると、あまり気難しさはなかったので早いうちから楽しめるかもしれません。
そうなるとH先生は気に入るだろうな(笑)
では、マルコンソールを名乗れるのは、オー・マルコンソール、オー・ドュス・ド・マルコンソール、レ・ゴーディショの3区画で合計7ヘクタール。
ゴーディショは単独で名乗ることが出来るがマルコンソールとも名乗れ、且つラ・ターシュにより近いとされていますが今回は同一にして書きます。
マルコンソール(ゴーディショ)の所有者。
アラン・ユデロ・ノエラ、デュジャック(モワラールから購入した区画)、モンティーユ、ルシアン・ルモワンヌ、シルヴァン・カティアール、フランソワ・ラ・マルシュ、フォレ、ファブリス・ヴィゴ、ルモルケ、モワラール(現在所有する区画は無い模様)、ブシャール・ペール・エ・フィス、ラ・ロマネ・コンティ(樽に詰めた後に生産者を明かさない契約でネゴシアンに売却)、クロ・フランタン(アルベール・ビショー傘下)
ネゴシアンとしてのワイン。
ニコラ・ポテル(ロッシュ・ド・ベレーヌでも継続生産)、ルモワスネ、ルイ・ジャド、ポール・レイツ、等。
どれも、高い評価と高い価格で販売されています。
ブルゴーニュファンでヴォーヌ・ロマネのワインに魅力を感じるならマルコンソールは絶対に飲むべきもの。
ただし、既に飲んでいる経験者から言わせるのはネットの情報に惑わされないように。
それは、グラン・クリュに匹敵とか書いていますが、グラン・クリュの品質ではありません。
プルミエ・クリュとして最上です。
そしてクロ・フランタンの所有するアルベール・ビショーはマルコンソールの最大の所有者です。