2016年 06月 19日
シャプティエ クローズ・エルミタージュ レ・メゾニエ2011
ビオディナミ(バイオダイナミック)で作られたシラー100%。
ビオディナミ特有の香りは無く安定しています。
シャプティエの簡単な基本情報。
現在シャプティエはミッシェルとマークの兄弟で運営している。
コート・デュ・ローヌ地方を代表する作り手の1人。
自社畑から作られるワインと買い付け葡萄によるワインの品質差は無く(差があるものは流通価格が違う)安定している。
コート・デュ・ローヌ地方でビオディナミ(バイオダイナミック)農法を推奨する団体の副会長をしているが、シャプティエのポリシーから基本的にビオディナミで作っている事を前面に出さない。
基本的とは、一部のレンジで商業的にわかりやすくビオディナミの表記を表のラベルに書いているものがある。
なぜ、シャプティエはビオディナミで作っているワインを表立って書かないのか?
それは、ビオディナミが流行っているとか人気があるから作っていると勘違いされたくない。
と言う思いから。
畑の手入れ、ワイナリーの環境、出来上がったワインの結果がビオディナミなのか、通常なのか?
よって、ビオディナミだからと言うものを前面にしない。
また、シャプティエのワインには全てのワイン(千円程度〜10万円超)でラベルに点字が入っています。
元は、フランス国内で有名な盲目のソプラノ歌手がテレビの出演で『私はシャプティエのワインが大好きだが、レストランで本当にシャプティエのワインを出されているか確かめる術がない』
と言う言葉を受けて、世界中の全ての方にシャプティエのワインであることがわかるように点字が入っています。